2024/10/30
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襖(ふすま)の隙間風が寒い!襖の寒さ対策
襖(ふすま)の隙間風が寒い!
襖が完全に閉まりきらない!
和室の襖を閉めたときに隙間から風が入ってきて寒い!
とお悩みではありませんか?襖のレールが歪んでいるなど、襖に隙間が発生する原因は様々です。
襖に隙間ができる原因
襖や障子などの建具が枠に収まらなくなる原因は、建物の経年劣化によって、上側のレールや下側のレール、左右の柱が反りなどで隙間ができてしまうためです。
襖や障子は、木枠の微妙な傾きに合わせて、職人の手によって作られますが、築年数が経過すると老朽化によって鴨居や敷居、柱そのものが変形することがあります。
木造住宅だけでなく、マンションにおいてもレールや襖の歪みは多く発生します。地盤が緩い場所や、傾いている土地に建てられた家などはとくに顕著です。
襖の隙間を塞ぐ方法
襖自体を歪みに合うように調整することも、鴨居や敷居が歪んでいる場合の有効な方法のひとつです。
鴨居や敷居の歪みには、建物の傾きや経年劣化など要因がいくつかあり、シロアリ被害によって基礎が朽ちているなど、問題が根深いこともあります。
鴨居や敷居を作り直すのは大規模な工事になってしまうため、襖自体を歪みに合わせて調整するほうが手間は少なくて済みます。
具体的には、現在使っている襖や障子の桟を鉋で削るといった方法や、傾きにあわせて厚みのあるものを付け足す方法もあります。
しかし、鉋や部材を付け足す方法は、知識が必要な精密作業でもあります。それが難しい場合は、傾き調整器具を使うのもよい方法のひとつです。
襖にネジで固定したり、刺すだけで使えたりなど、簡単に設置できるものが販売されています。こういった商品を利用することで、手軽に傾きを調整できるでしょう。
襖を新調して作り直す
襖そのものを新しく作り直してもらう、というのも方法のひとつです。隙間テープなどは手軽に調整できるのがメリットですが、耐久性は低く、一時的なものでしかありません。
テープは都度貼りかえなければならず、そのたびに手間がかかりますが、襖そのものを作り直してしまえば、建物自体が傾いていない限りは使えます。
隙間風を塞ぐためだけに、襖を作り直すのは大変と思われる方もいるでしょう。しかし、真冬に侵入してくる隙間風にストレスを感じるようであれば、一度プロにみてもらって作り直すのも有効な手段だといえるでしょう。
まとめ
軽度な隙間であれば、DIYで隙間テープを施工することで一時的に対応できますが、日が経つごとに隙間が広くなってくるようであれば、建物自体に問題があるかもしれません。
建物自体に問題がある場合は、放っておくとさらに傾きが悪化する可能性も否定できません。こういった場合は根深い問題となるため、プロの専門業者である、黒澤襖店に相談しましょう。
私たちは障子、襖、畳に関するお悩みをはじめ、家全体に関するリフォームのお悩みもプロが解決します。つくば、土浦市周辺にお住まいの方は是非ご相談ください。