2024/06/29
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網戸の張り替え時期はいつ?
網戸の網の交換時期
網戸の網の耐久年数は5~10年程度とされています。しかし、長く使っていると新品の網戸ほどの性能が得られなくなってくるため、4~5年に1回を目安に張り替えるのがおすすめです。
ただし、網が以下のような状態になっている場合は、目安にかかわらずできるだけ早めに張り替えたほうが良いでしょう。
・網に穴があいている
・網全体がたるんでいる
・網にホコリが溜まりやすくなっている
・網戸のゴムが劣化している
・変色している
網戸の本体(フレーム)の交換時期
網戸の枠の耐久年数は網よりも長く、通常であれば10年以上もちます。
しかし、日当たりや気候、雨風などの影響で目安よりも早く劣化することがあるので、以下のような症状が見られる場合は、早めに枠ごと交換したほうが良いでしょう。
・網戸枠や戸車が歪んでいる
・網戸が動かしにくい、外れやすい
・しっかり閉めているのに虫が入ってくる
古い網戸や劣化した網戸を放置するデメリット
穴や隙間から虫が入ってくる
網戸は窓を開けても虫やホコリなどが入ってこないようにするための建具です。劣化したまま放置すれば、ハエや蚊などの害虫が室内に侵入したり、ゴミが入り込んだりしやすくなります。
ペットが脱走する可能性
ペットが脱走する可能性が高まることも、網戸をメンテナンスせずに放置するデメリットのひとつです。
劣化した網戸は脆いので、ペットの爪で簡単に破れてしまいます。猫が鋭い爪で引っ掻けば大きな穴があき、そこから外に逃げてしまうかもしれません。
空き巣に狙われやすくなる
劣化した網戸を放置すると、空き巣に狙われやすくなる可能性もあります。家の外観に無頓着な家庭は、戸締りも甘いと判断されるためです。
目立たない歪みや穴がある程度なら、そこまで気にする必要はありません。しかし、大きな穴があいている網戸、劣化してボロボロになっている網戸を放置すると、空き巣のターゲットになるリスクが上がるでしょう。
人体に影響を及ぼすこともある
網戸の素材で多いポリプロピレンは、太陽光に熱されるとチョーキング現象を起こすことがあります。
チョーキング現象とは、ポリプロピレンが溶けるなどして、粉末状になる現象です。
ビニールの粉末ともいえるもので、吸い込むと人体に悪影響を及ぼすといわれています。網戸に触れて白い粉のようなものがつく場合は、チョーキング減少が起きている可能性が高いため注意が必要です。
網戸交換を依頼する方法
網戸の網をキレイに張り替えるのは意外にむずかしく、慣れていない人だとたるみが出たり、ゴムが外れたりすることがあります。また、専用の道具と作業用のスペースも必要で、準備に手間とコストがかかります。
数年に1回の張り替えのために道具をそろえるのが面倒、キレイに張り替える自信がないという場合は、業者に依頼したほうが良いでしょう。
網戸の張り替えを業者に頼むのであれば、ぜひつくば市の黒澤襖店にご相談ください。襖・障子・網戸・畳の張り替え専門店です。
経験豊富な職人が、劣化した網戸をキレイに張り替えます。網戸の張り替えとともに、襖や障子の張り替え、畳の表替え、新調などもまとめてご依頼いただくことが可能です。
和室に関するお悩みがあればぜひお問い合わせください。