2024/06/29
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畳のカビに注意!
畳の素材である「い草」は吸湿力が高く、カビの繁殖が早いという特徴があります。とくに、新しい畳ほどカビやすいので注意が必要です。
カビの発生要件は、「温度」「湿度」「酸素」「養分」があります。
中でも「温度」「湿度」はカビの発生に大きな影響を及ぼします。
室温が20~30℃、湿度75%以上の状態が続く環境下でカビが発生しやすくなるため、気をつけましょう。
ここでは畳をカビさせない対策法を紹介します。
畳の上で布団を放置しない
畳の上に布団の敷いて寝ている人は、布団を敷いたまま放置しないことも大切です。
人は寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくといわれており、その汗は布団に吸収されます。
汗が吸収された布団をそのまま畳の上に放置すると、布団と畳の間の湿気が多くなり、カビが発生する可能性が高まるのです。
布団乾燥機を使って乾燥させたり、起きたら布団を畳んで畳から上げたりして対策する必要があります。
小まめに掃除をする
畳を小まめに掃除することも大切です。万が一カビが生えてしまっても、よほど大きくない限り自分で掃除できます。
正しい手順でカビを除去すれば、これまでと同じように畳を使用できます。
ただし、水拭きは畳に水分を与えてしまい、カビが発生する原因になりかねないため、拭き掃除をするときは乾拭きが基本です。
どうしても水拭きをする場合は、固く絞った雑巾で拭いたあとに乾拭きをしてください。そのうえで換気をしたり風を当てたりして畳の水分を取り除くことが大切です。
部屋の風通しを良くする
部屋を乾燥させておくことも大切です。カビは湿度が高い場所を好むので、部屋に湿気をこもらせないようにしましょう。
天気の良い日は、換気して風通しを良くすると、部屋の中に湿気がこもらず、畳も乾燥してカビの発生を防ぐこともできます。
湿度が高い梅雨の時期や雨の日などは、部屋に除湿器を置いて湿度が高くならないように調整するのも有効です。
畳が変色してしまった、汚れが取れない、カビが取れないなどの場合は、畳の張り替えを検討しましょう。
畳の張り替えなら、つくば市の襖・障子・網戸・畳張替専門店「黒澤ふすま店」へお問い合わせください。
安価に抑えたい、おしゃれな畳にしたいなどのご要望にもお応えできますので、ぜひお気軽にご相談ください。