2024/08/30
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床・フローリングを変えて、お部屋の印象を変えよう!
床の色でお部屋の印象が変わる?
インテリアのカラーコーディネートでは、次の3つの色を決めてバランスよく配置するという考え方があります。
・ベースカラー:床や天井など、お部屋の大きな面積を占める色
・メインカラー:家具やカーテンなどの色
・アクセントカラー:クッションや小物などの色
フローリングの色はベースカラーに該当し、毎日見ても飽きのこない、ベーシックな色を選ぶのが一般的です。床の色の選択肢は壁紙ほど多くはありませんが、面積が広いだけに色のチョイス一つで部屋の印象が大きく変わります。
床の色とお部屋の印象
フローリングの主な色とその効果についてご説明します。
■ベージュ系
お部屋に明るさや暖かさを求める方にはベージュ系がおすすめです。壁、ドア、家具のどの色とも組み合わせやすい特徴があります。
■ダークブラウン系
ダークブラウン系は空間を引き締める効果があり、落ち着いた雰囲気にまとめるのにも向いています。ただ、白っぽい埃が目立ち、お部屋を少し狭く感じさせます。
■ブラウン系
ベージュ系とダークブラウン系の中間色であるブラウン系。白っぽい埃も目立ちにくいという利点があります。木の自然な色に近く、インテリアテイストが定まってなかったり、色選びに迷っていたらおすすめです。
■白系
白系の床は、家具やドアの色など、どんな色とも相性が良く、お部屋を広く見せてくれます。埃が目立ちにくい反面、毛・汚れ、経年劣化による色褪せ・黄ばみなどが目立ちやすいです。
■グレー系
シックな空間を演出したいのならグレー系です。上品で高級感のある家具と合わせやすく、書斎などにおすすめ。埃や水で濡れた跡が目立ちやすいので、こまめな掃除を心がけましょう。
色だけでなく材質にもこだわってみよう
床の張り替えリフォームでお部屋のイメージを一新したい場合、床の色はそのまま、材質を変えるという方法もあります。代表的な床材の特徴、メリット・デメリットをご紹介しましょう。
■フローリング
木材を用いた床材。天然木の一枚板を加工して作られた「無垢フローリング」と、合板の表面に天然木の薄板を貼り付けた「複合フローリング」さらに合板に大理石調のシートを貼った「シートフローリング」の3種類があります。
〈メリット〉
・木材ならではの美しさやぬくもりがある
・強度が高い
・お部屋に馴染みやすい
〈デメリット〉
・コストが高い
・メンテナンスに手間がかかる
・無垢材の場合は水に弱い
■クッションフロア
塩化ビニル樹脂で作られたシート状の床材。表面に木目や石目調、タイルなどの柄がプリントされています。柔らかく、クッション性に優れています。
〈メリット〉
・コストが低い
・防水・防汚性が高い
・色柄のバリエーションが豊富
〈デメリット〉
・家具を置くと凹み痕が残る
・質感が他の床材に劣る
・熱に弱い
■フロアタイル
ポリ塩化ビニル製とセラミック製のものが主流。ポリ塩化ビニル製のフロアタイルは合成樹脂でできていて、適度な硬さと耐久性があります。セラミック・磁器質・天然石・ガラスなどの素材で作られたフロアタイルは、マーブル模様や光沢のあるもの、素焼きの雰囲気を生かしたタイプなど、デザイン性の高さがポイントです。
〈メリット〉
・強度があり凹みに強い
・防水・防汚性が高い
・色柄のバリエーションが豊富
〈デメリット〉
・クッション性がない
・熱に弱い
・防音性がない
■カーペット
素材の種類、色のバリエーションが豊富です。素材にはウールやシルク、コットンなどの天然繊維、ナイロン、アクリル、ポリエステルといった化学繊維があります。
〈メリット〉
・肌触りが良い
・遮音性・クッション性が高い
・冬場に暖かい
〈デメリット〉
・水拭きができず掃除やメンテナンスが大変
・水をこぼすと乾くまでに時間がかかる
・ダニが付着・繁殖しやすい
■畳
和室に使う床材の代名詞であり、イグサで作られる床材。正方形の畳やカラー畳、縁のない畳などがあり、モダンな雰囲気に仕上げることもできます。
〈メリット〉
・肌触りが良い
・遮音性・クッション性が高い
・和の趣を感じられる
〈デメリット〉
・掃除やメンテナンスが大変
・バリアフリーに不向き
・ダニが付着・繁殖しやすい
まとめ
床はお部屋の雰囲気を左右する重要なエッセンスのひとつ。子ども部屋を明るい印象にしたい、モダンなイメージで統一した家具に合う床の色を選びたい、というご要望はもちろん、何も決まっていないけれどお部屋の雰囲気を変えたいというご相談まで、お客様にご満足いただけるプランをご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。