2024/08/30
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【よくあるご質問】襖のお手入れ方法はどうしたらいいの?
ふすまのお手入れ方法
ふすまをキレイに保つため、日々のお手入れも大事です。
ふすまの足元である敷居は、サッシとまではいきませんが若干の凹みがあります。
ほこり・ゴミがたまりやすいです。畳の上は、傷みにくくするために掃除機やかたく絞った雑巾で掃除をしますよね。
それと同様、ふすまの敷居もできるだけ水が吸い込まないようにするのがポイントです。
また、ふすまは湿気に弱いので、濡れた服をかけたり水拭きをしたりするのはNG。染みや斑点の原因になります。敷居がすべりにくくなったら、
シリコン系のすべり剤(液体)やイボタ蝋をスーッと塗ってあげましょう!
引手の手垢は、白くてやわらかい消しゴムを使ってゴシゴシと。ふすまの全体的な掃除が終わったら、キレイさをキープするために「防水スプレー」が有効です。
襖の寿命は10年前後
ふすまやふすま紙は、たとえ毎日開け閉めをしなくてもいずれ寿命がやってきます。
日当たりや温度・湿度の変化など環境によって若干のちがいはありますが、張り替えの目安は10年前後だといわれています。
襖を長持ちさせる方法
ふすまを少しでも長持ちさせたいなら、ふすま紙の吸収した湿気をよく発散させてあげるのがポイントです。
湿気の元になるような服・タオルなどをなるべくふすまに触れさせず、部屋の換気をこまめに。湿度の高い日はふすまをあけっぱなしにしてカビの発生を防ぎます。
ただ、開けっ放しにした状態で何日も放置しておくのはNG!重なったままだと反ってしまったり、片面だけが日焼けなどで劣化していきます。